倫理法人会とは

倫理法人会は、社団法人倫理研究所の法人会員組織です。倫理研究所は文部科学省生涯学習政策局所管の社会教育団体(公益法人)です。倫理法人会は、心の経営をめざす人々のネットワークを拡げ、各種活動をとおして地域社会に寄与することを目的に、47都道府県、各市、区単位に設立されています。

モーニングセミナー

毎週開催される早朝勉強会「経営者モーニングセミナー」です。朝の1時間、様々な分野でご活躍の方々に実践談をお話していただき、「お互いに切磋琢磨しよう」というセミナーです。

後継者育成・社員教育・幹部育成・生涯学習・自己啓発として、ご夫婦またはご家族、友人・知人等をお誘いして、是非一度ご参加ください。

2011年11月30日水曜日

運命自紹  挑戦し続けて全てが天職

講師 : 宮城県登米市倫理法人会 ・ (社)倫理研究所 法人レクチャラー

    千葉 貞夫 氏


 転職して天職を

氏は10回の転職を経験し、現在の天職に辿り着いているとの事です。

●サラリーマンとして

1)電話線の保守

2)自動車部品の営業

3)マンション販売会社にて用地取得、近隣交渉

4)自動車学校の指導員、総務、営業

5)貸しビル会社にて不動産

6)貸しビル会社にてビル管理

●経営者として

7)不動産の仲介業務

8)清掃会社

9)オール電化製品の販売

10)行政書士業務

”挑戦し続けて人生70年!”


何事にも手を抜かずに全力投球。

常に謙虚で傲慢にならない。

どんな人でも好きになる。

嫌いになったらじぶんより優れている人と考える。

☆有り難うございました。(松浦)

経営者の集い イブニングセミナー

 テーマ : 苦難福門 経験から得たトラブル解決法

講 師 :  宮城県登米市倫理法人会 副会長 ・ (社)倫理研究所 法人レクチャラー

        みやぎ相続・遺言サポートセンター代表 行政書士

        千葉 貞夫 氏

        昭和16年東京生まれ。終戦後父の実家、登米市中田町にて育つ

        昭和34年 宮城県佐沼高等学校 卒業

        昭和41年 日本大学法学部 卒業

        昭和43年 主要1業種の業務に挑戦、経験を生かして行政書士事務所を
 
               経営、人生の困りごと相談を積極的に受け、NPOみやぎ相続、
 
               遺言サポートセンターを通しての講演、相談会を展開している。


交渉の4原則とは

1、人と問題を分離して考える。

2、立場でなく利害に焦点をあてよ。

3、考えられる多くの可能性を考えよ。

4、結果はあくまで客観的な基準によると強調する。


交渉の鉄則

・勝ち負けにこだわらず、譲歩すべきは譲歩する。

・話し過ぎに注意する。

・自分と相手の力関係に気を配る。

・まず、相手の話しを聞く。そして切り返し話法を使う。

・相手の挑発に乗らない。威圧、脅迫の場合は逃げる。


☆先人のお知恵、有難いお話をいただき有り難うございました。(松浦)




49名のご参加をいただきました。会場はほぼ万卓でした。皆様、ご出席有り難うございました。


 講演後は立食パーティーにて、色々な業種の経営者の方々と親睦を深めました。

お食事も、とても美味しかったです。及川さん有り難うございました。


2011年11月16日水曜日

姿勢も呼吸も「意識」してみる

講師 : MC・パーソナリティ・司会者

島岡 美延 氏

プロフィール : 1965年札幌生まれ、6歳より横浜市で育つ。

明治大学法学部卒。不動産会社、大学受験予備校勤務などを経て

フリーの司会者となる。

1996年より、かわさきFM等のパーソナリティ、

得意分野は映画・演劇・音楽・古典芸能・バレエ。

並行して、「話す技術&聴く技術」「ビジネスコミュニケーション」などの講座を展開。

最近では、「姿勢と話し方」を中心テーマに、小学生から経営者まで、幅広く講演を行う。

トークショー、式典、イベント等の司会、インタビューも多数。

毎日更新中の「美しい姿勢で話し方レッスン」はこちらをクリックしてください。



1.スマホ時代の身体感覚

姿勢を良くして歩くとなると前を向いて歩く事が大事です。

ただ、最近のスマホ携帯の普及により、よくみかける光景は特に若い人が

スマホ画面を見ながら、メールをしながら歩いているのをよくみかけます。

そうすると手元に集中していると、歩くテンポも悪く、当然姿勢も悪い。

またイヤホンをつけながら歩いている人もいる。

そうすると外界から目も耳も遮断されている。

周りの気配を感じない人がたくさん歩いている。

危険がいっぱいのみならず、

本来の正しい姿勢も、だんだん崩れていってしまっている。



 また、携帯メールで絵文字などを使っていると、

自分の表情も機械にまかせてしまうことにより、

自分の顔、表情の筋肉も使わなくなっている。

使わない筋肉はだんだん衰えてゆくので、そのうち無表情になってしまう。


2、誰でもできるからこそ、意識したい「美しい姿勢」

無意識でも出来るようになればいいのですが、子供の頃がらずっとしていればまだしも、

この歳ではいまさらできません。

ハンマー投げの室伏選手が言われたのが、「無意識の反復練習は毒になる。」

無意識はどんどん自分を楽にさせていく。

脳で思った事を意識して体に命令し練習するのだと。


3、意識する「呼吸」で腹横筋を鍛える。

呼吸の基本は鼻から吸い、口から息を吐く事が大事です。

口呼吸はウイルスなども入り病気になり易くなります。

おもいっきり吸って、お腹をペタンコに、へこませ、吐いてもへこませ続ける。

これを十回くらい繰り返すと腹横筋を鍛え、腰痛にならず体幹を鍛えられます。

メタボの解消にもなります。

☆素晴らしいお話有り難うございました。意識して実践していきます。(松浦)


2011年11月11日金曜日

倫理の実践と普及

 講師 : (社)倫理研究所 法人アドバイザー

小林 圭子 氏

プロフィール : 昭和6年生まれ

昭和38年 倫理入会

生涯局派遣講師8年

法人局スーパーバイザー4年

定年にて参事(法人アドバイザー)に至る


ある時、講師として訪問した際にひとつの出来事がありました。

ある会員(長男)から相談を受けました。

食品会社を家族で経営をしているが、とても家族が仲が悪く喧嘩が絶えないんですと・・・。

会社へ伺ってみると社長が父親、弟がいつも問題を起こすんだと・・・。

お話を聞くと兄貴は東京の大学へいって、結婚をして、戻ってきたら、専務就任。

その間苦労してこの会社を支えていたのは二男の僕なんだと・・・。

不具合があれば全て二男の責任だと父に責められた。

そんな争いの中、会社も廃業の淵にありました。

お話をうかがっていると、父、母、皆が各々私が悪かったと家族各々に詫び始めました。

その結果、家族間の心が溶け合い、心が一つになり、

今では中国へも進出し家族で力をあわせ家業に、精を出し増収増益だそうです。

たとえ長年、生活を共にしている家族ですら、

本音を語り合わなければ誤解が生じ、こじれる事もある。

また、万人幸福の栞92頁にある 

「ほんとうに、父を敬し、母を愛する、純情の子でなければ、

世に残るような大業を成し遂げる事はできない。いや世の常のことでも、

親を大切にせぬような子は、何1つ満足にできない。」 とあります。



☆改めて家族間のコミュニケーションの大切さ、

親への感謝のあり方を考える機会をいただきました。

また、小林さんは倫理歴49年、御歳80歳でいらしゃいます。

非常に切れのある振る舞い、お話に感動しました。

正に永年に亘る倫理の実践の積みかせねが、

醸し出す・・・オーラを感じましました。

貴重なお話をいただき有り難うございました。(松浦)

2011年11月2日水曜日

挨拶一つで会社が変わる

講師 : 神奈川県倫理法人会 副会長 ・ たなか経営研究所 所長

    田中 肇 氏

プロフィール : エッソ石油、日本ポラロイド、ヘイデルベルグPMTと一貫して

外資系企業にてマーケティングを手掛けた後、

平成7年情報産業を支援するコンサルティング会社

「たなか経営研究所」を設立。

企業の理念・ビジョン作り、経営計画策定を中心として全国的な

コンサルティング活動を展開している。

特に、印刷業界を得意として、全日本印刷工業組合(6000社)の

特別顧問を10年担当した。

情報サービス業界に幅広いネットワークを持ち、

全国の成功ビジネスモデルに明るい。




☆100年企業といいますと大正元年以前から存続しているということになります。

その存続の条件とは、危機を乗り越える力 ・ 時代の変化に対応する力 ・ 

円滑な事業承継 ・ そして社風 ・ 人間力、 といくつかありますが、

実は良い社風を創り上げることが一番重要です。

哲学者であり教育者の森信三先生曰く、人生再建の原則として挙げられたのが、

「時を守り、場を清め、礼を正す」です。 

社風作り中で、まずは「礼を正す」ことから始めましょうと提案します。

挨拶をきちっとすることによって、社風は目をみはるように良くなってゆきます。

人に挨拶だけでなく、場に挨拶、訪問前に取引先の建物に挨拶・・・。

挨拶した後、”一秒”おおく心を残すことが大切。

これを日本の文化で「残心」と言うそうです。




挨拶の基本は声をかける事。 1対多数ではなく、ひとりひとりに。

素晴らしいお話を有り難うございました。(松浦)